諸外国の憲法改正

憲法改正の議論になると決まって「外国では何回も憲法を改正してるのに日本だけ１度も改正してないのはおかしい！」と主張して憲法改正を正当化する人が現れます。 戦後（1945年以降）だけでもアメリカでは６回、ドイツでは６０回、中国でさえ９回も憲法...

憲法改正を積極的に推し進めようとする政治家や知識人、タレントなどの中に「韓国では戦後に９回も憲法改正してるのに日本は１回も改正してないなんておかしい」と主張する人が稀にいます。 「外国では何回も憲法を改正してるんだから日本も改正するべきだ」...

憲法改正の議論になると「オーストラリアでも戦後に５回も憲法が改正されてるんだから日本で一度も改正されてないのはおかしい！」と主張して日本における憲法改正を正当化する人が必ずと言っていいほど出現します。 オーストラリアでは戦後に５回にわたって...

「イタリアでは戦後に15回も憲法を改正してるのに日本は一度も改正してないのはおかしい」などと主張し憲法改正を正当化する人がいますがこれは詭弁です。なぜなら統治機構の細かな部分の修正しかしていないイタリアと日本ではその事情が全く異なるからです。

このページでは「ドイツは60回も憲法を改正してるのに日本は１回も改正してないなんて変だ」と憲法改正を正当化する政治家や知識人、タレントの主張が詭弁といえる理由について論じています。

「フランスは27回も憲法を改正してるんだから日本も改正すべきだ」と主張して憲法改正を正当化する人がいますが、それは暴論です。なぜなら、フランスにおける憲法改正はそのほとんどが統治機構に関する改正で自民党がもくろむ憲法三原則の改正とは全く性質を異にするからです。

「カナダでは19回も改正してるのに日本だけ1回も憲法を改正していないのはおかしい」などと主張して憲法改正を正当化しようとする人がいますが、その主張は明らかに詭弁です。

憲法改正を積極的に勧める与党（自民党）の議員やそれに同調する（自称）知識人あるいはタレントなどの中に「アメリカは何回も憲法を改正しているんだから日本も憲法を改正すべきだ」と主張する人がいます。 アメリカでは戦後（1945年以降）、憲法が６回...

このページでは「諸外国では何度も憲法を改正してるのだから日本も憲法を改正すべきだ」という主張が詭弁であるという点について論じています。